地域まるごと支援員とは
地域まるごと支援員は、地域づくり支援と個別支援を一体的に実施しています。これらを一体的に実施することにより、これまで一人では、相談機関につながらなかった相談者を地域で発見し、相談機関につなぐことができるかもしれません。
また、孤立や孤独で悩む相談者が、地域活動やボランティア活動につながることで、生きがいや、やりがいを見つけられるかもしれません。
そのために、地域まるごと支援員は、日ごろから地域に出向き、現状と課題を把握し、地域住民とともに地域課題を解決するための働きかけを行っています。このように、地域まるごと支援員は個別支援と地域づくり支援の連動性を大切にして業務を行っています。
個別相談のほか、地域づくりや地域福祉活動に関する困りごとについても地域まるごと支援員にご相談下さい。
お問い合わせ
相談者の方のお住まいの地域によって、事務所が分かれています。
社会福祉法人旭川市社会福祉協議会 地域共生課
包括的支援体制整備事業(旭川市受託事業)
【5条事務所】
〒070-0035
旭川市5条通4丁目893番地1 旭川市ときわ市民ホール1F
【すずかけ事務所】
〒078-8320
旭川市神楽岡10条5丁目1番28号 地域福祉活動拠点 すずかけ
関係機関の皆様へ ~ 包括的支援体制整備事業とは
地域まるごと支援員は、重層的支援体制整備事業という事業の一部を旭川市から委託を受けて実施しています。
属性や世代を問わない包括的な相談支援体制を構築し、制度の狭間の課題や複雑化・複合化した事例への対応を行うとともに必要なネットワークづくりを推進するために、地域まるごと支援員を10人、統括支援員を1人配置し、様々な関係機関と連携を取りながら、困りごとを抱えた方へのアプローチや支援方法の検討、地域への参加やつながりづくりの支援、地域づくりの推進を実施します!
アウトリーチ等を通じた継続的支援事業
ひきこもり等で地域社会からの孤立が長期に渡る方、その他継続的な支援を必要とする方や世帯に対し、訪問等により関係性を構築し、状況を把握したうえで相談に応じ、利用可能な福祉サービスや社会資源に関する情報提供および助言等を行います。
多機関協働事業
困りごとを抱える方や世帯が抱える複合化・複雑化した課題や、制度の狭間の課題を解決するために、複数の支援関係機関が相互の有機的な連携のもと、その解決に資する支援を一体的かつ計画的に行う体制を整備します。
参加支援事業
高齢者のほか、障がい、子育て、生活困窮等における既存の支援制度では対応できない課題を抱える市民や世帯に対し、地域や社会とのつながりづくりに向けた支援を行います。
生活支援体制整備事業 (第2層生活支援コーディネーター)
住民の方が住み慣れた地域で地域の人々と交流し、不安や孤独を感じることなく安心して在宅生活を続けていくことができるように、関係団体、地域活動団体、事業者その他の多様な主体が協力し、様々な生活支援を重層的に提供する支え合いの仕組みづくりを行います。